知ってほしいこと

健康診断を受けましょう

大事なワンちゃん、猫ちゃんの健康診断をしませんか?病院は悪くなる前に行く時代!になったとお考え下さい。
イヌネコにも未病の段階があります。なんとなく元気が無い気がする、結局は全部食べたから食欲が無い訳じゃないけど、なんだか食いつきが悪い様な気がする。病院に行ったら血液検査を勧められた。『全部正常範囲内ですねー』と言われて帰ったけど、数日後にとってもしんどそうになってきた!
こういう事が割とあります。検査のタイミングによっては異常な結果がまだ現れていないこともあります。ただ、日頃から普通に元気な時に検査を受けておかれると【うちの子】の平均的な値を把握しておけます。
例えば感染症の時に増減する白血球という血液細胞があります。これは多少の違いはありますが大体3000~16000個/μℓが正常範囲になります。元気な時の平均的な数が5000~6000位の子がいるとして、体調を崩したときに計ったら15000/μℓあれば、それはその子にしては多いのではないか?と、疑問が生じます。この疑問が病気の早期発見につながる事があります。
特にワンちゃんでは別記のフィラリア予防の開始前には採血を行いますのでその時に少し多めに血を取れば良いですし、猫ちゃんであればお誕生日月に行うなどすれば割合決まった時期にできますので、その子なりの平均がより把握しやすいのではないでしょうか?
特に中年期を過ぎたネコでは亡くなるまでに3頭に1頭で慢性腎機能低下症を起こすとも言われています。多尿多飲などの飼い主さんが異常に気づいた頃には腎臓の能力が3分の1以下になっていた!ということが往々にしてありますので特におすすめします。
心臓が悪くなりやすい犬種や猫種では血液検査だけでなく、心臓の検査などを併せても良いかもしれません。

トップへ